インデックスファンドをどこまでもわかりやすく。(インデックスファンドを信じる最も大事な理由編)

こんにちは、蒼生です。
前回は、インデックスファンドがなぜ人気なのかをお話ししました。▼

でも投資って、値が上がったり下がったりするので、いまいち信用できないって人も多いと思います。
では何でいろいろな有識者が、
「インデックスファンドなら安心。」
って言ってるのでしょうか?

今日はその謎にせまってみたいと思います。

くらちゃんくらちゃん

大事なことだからしっかりやれよ~。

あおいあおい

うん。やってみる!じゃあいくよ~!

基本的には株って、上がるかもしれないし下がるかもしれないもの。

基本的に株に絶対はありません。
前回の記事でも、インデックスファンドがアクティブファンドよりおすすめされる理由はわかるんですが、本質的に、どんな安心感があるのかまではわかりませんもんね。

インデックスファンドも株式投資なので、絶対に下がらないなんて、誰も言えないと思います。
でも、株の本ならいざ知らず、お金持ち研究のカテゴリーや、老後の資金のカテゴリーの本などでも、必ずと言っていいほど「インデックスファンド」の文字が出てきます。
そこまで言うには何かあるはずですよね。

だぁだぁ

もう~。じらさないで何なのか早く言ってよ~!

あおいウインク

わかったよ。言うよ~。

アメリカ株式の200年間


実は、アメリカの株って、200年間ずっと右肩上がりなんです。

アメリカ株って実は200年で60万倍の上昇をしているんです。
もし200年前に1万円を投資していたら、今は60億円になっていることになります。
すごいですよね。

くら美くら美

すごすぎるわ~!目も眩むほどに!

あおいウインク

でしょ~!
60億円なんてどれくらいの体積なのかも想像つかないわ。

くらちゃん名前なし

体積って。
200年も生きられるやついないから、誰も達成できないよ。


世界恐慌や、FPB値上げ、ITバブルやリーマンショックなど、何回も暴落を経験しているのに、それをもろともせず、ずっと盛りかえし続けているんです。
最近は、S&P500やナスダックの最高値更新のニュースが連日のように流れています。

200年間ずっと右肩上がりって…。
200年間ずっと右肩上がりなのに、これから急に下げ始めるなんて、ちょっと考えにくいですよね。

最大の理由はGDP

実はアメリカはずっとGDPが上がり続けているんです。
GDPが上がり続けると、経済が活性化して、株にも反映されてくるわけですね。
「GDPが右肩上がりだと、株も右肩上がりになる」という理論が成り立ちます。

そして、インデックスファンドって、指数に投資します(詳しくはこちら▼)から、

200年間ずっと右肩上がりの、アメリカ経済全体に投資したのと同じことになるわけです。
ワクワクしてきましたね。

GDP予測は人口推移と連動している

この表は、内閣府が出している各国の2060年までの、GDP予測です。▼

アメリカはずっと右肩上がりの予測ですね。

そしてこちらは各国の2060年までの人口予測です。▼

こちらもアメリカはゆっくり右肩上がりです。
(インドと中国の人口の増え幅も大きいんですが、新興国株のエリアなので、ちょっと置いておきますね。)

これは、アメリカ経済がこれからも発展していくであろうことを示していますね。
そしてこれが、アメリカの指数であるS&P500や、ナスダック指数に投資するインデックスファンドを誰もがおすすめする理由なんですね。

全世界株も上がり続けるのでおすすめ

全世界でとってみても、世界人口が増加を続けていて、今後も増加予想なのでおすすめです。
全世界のインデックスファンドは、
「アメリカ1国に全力投資してしまうのがちょっと怖い。」
って人に人気があります。

分散投資が大事っていうのもインデックス投資の際にはよく言われることなのですが、全世界株以上の分散投資ってないですもんね。
(分散投資といえば、全世界に投資する上に、債券、不動産、金などいろいろなものに投資するっていうファンドもあります。)

なので、アメリカ株、全世界株、先進国株(半分くらいがアメリカ株)の指数に投資するインデックスファンドはとっても人気です。
私はどれか1つに決められないので、信託報酬が低いものから順に、かたっぱしから買っています。

かたや日本株は…。

先ほども出てきましたが、日本のGDP予測は右肩下がりですね。
日本の人口予測なんて、目を閉じると表が出てくるくらい見てますよね。

少子化問題がどうのとか言いながら、議員は高齢者の票がないといけませんから、少子化対策なんて二の次になっている日本です。

なので日本のインデックスファンドは、今はそんなに悪くはないですが、アベノミクスの終了や、年金での買い支えなどがなくなると…。

想像するのが怖すぎます。

日本のインデックスファンドに投資している人は、そのうちずっと下げ相場の状態になってもおかしくないのでは?と思います。

初心者でも勉強は必要

というわけで、今日はなんで猫もしゃくしも「インデックスファンド!」と言っているのかお話ししました。
インデックスファンドは簡単に小額から投資できる上に、未来の展望が持てるので、初心者には超おすすめです。
でも、投資家が企業のリサーチと分析を怠ることがないように、インデックス投資家も投資している国や世界の動向を、少しは知っておいた方がいいなって思う、今日この頃です。

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今日もインデックス投資について熱く語ってきたわけですが、まだまだ話したいことはたくさんあるので、このシリーズ、もうちょっと続きそうです。
いつも長い話を最後までおつきあい下さり、ありがとうございます。